離婚後の健康保険はどうする?扶養から外れて国保に加入したリアルな話

はじめに

離婚を決めたとき、まず頭に浮かぶのは、財産分与、住居、そして子どものことかもしれません。しかし、それらの手続きに気を取られ、つい後回しにされがちな、地味だけど最も重要な項目があります。それが、健康保険、生命保険、そして年金分割といった「名義変更・切り替え」の手続きです。
​これらの手続きは、今すぐ生活に影響が出ないため放置されがちですが、放置すると将来的に重大な金銭トラブルにつながったり、いざという時に必要な給付が受けられないといった最悪の事態を引き起こしかねません。
​特に年金分割には期限があり、「知らなかった」では済まされない事態になります。
​本記事では、離婚後の生活を安心して送るための基盤となる、保険と年金の手続きについて、なぜ重要なのか、そして何をすべきかを具体的なポイントに絞って解説します。離婚準備の段階からリストに加え、確実に進めていきましょう。

健康保険の手続き|離婚後はどうなる?

離婚後の生活で意外と忘れがちなのが「健康保険の切り替え」。
離婚前は元夫の扶養に入っていた場合、離婚届を提出した時点で「扶養資格を失う」ため、新たに自分名義の健康保険に加入する必要があります。

私の体験談:扶養から外れて国保に加入

私は離婚届を提出したあとに仕事を辞めたので国民健康保険(国保)に加入しました。
国保には「扶養」という制度がないので、家族一人ひとりに保険料がかかります。

当時は私と子ども3人、計4人分の保険料を支払うことになり、金額を見てびっくり…。
​自治体で決められている納期回数では支払いできなかったため、分割にしてもらいましたが、それでも毎月の支払いは17000円+市県民税で、本当に大きな出費でした。
正直、「仕事を辞めなければよかった…」と何度も後悔しました。

※分割はその支払い金額をどのくらいの期間で支払うか設定できるのですが、毎年支払いはくるので、あまり長い期間にすると来期の分が上乗せになるので、できる限り、1年間で支払いが終わるようにしたほうが賢明です。(私は1年間で支払いが終わるようにしたので月の支払いが高かったです)

でも、この時期は子どもの精神的フォローを優先して、あえて期間限定で辞職していたので、後悔しながらも「今は仕方ない」と割り切っていました。
その後、仕事が決まって社会保険に入れたときは、お金の面でも精神的にも本当にホッとしました。

手続きで苦労したこと

国保に切り替える際は、まず元夫の職場で「扶養を外す=資格喪失手続き」をしてもらう必要があります。
しかし、私の場合はこの連携がうまくいかず、手続きがなかなか進みませんでした。

最終的には、役所の担当の方が元夫の勤務先に直接連絡を取ってくれ、なんとか加入できたという流れです。
役所の方には迷惑をかけてしまいましたが、丁寧に対応してもらえて本当に助かりました。

よくあるトラブル例

実際には、

元夫が会社に離婚の報告をしていない

会社が手続きを忘れている
といった理由で、一時的に保険証がそのまま使えてしまうことがあります。

この場合、形式上は「元夫の健康保険名義」で医療機関を受診している状態になります。
しかし、後から健康保険組合に発覚すると、
「扶養資格喪失日以降に受けた医療費を返還してください」と言われることもあります。

ポイントまとめ

  • 離婚後は「元夫の扶養」から外れるため、自分名義で保険に加入する必要がある
  • 国保は「扶養」という仕組みがないため、人数分の保険料がかかる
  • 元夫の職場に「資格喪失証明書」を発行してもらうのを忘れずに
  • 早めに役所で相談すると、手続きがスムーズ

健康保険の切り替えは地味ですが、放置すると医療費の自己負担が全額になる期間が発生するなど、リスクもあります。
離婚届を出したら、なるべく早めに確認・手続きを進めるのがおすすめです。

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